ビリー・ホリデー【恋人よ帰れわが胸に】Lover Come Back To Me
ビリー‣ホリディ(Billie Holiday) 本名 エレノーラ・フェイガン(Eleanora Fagan) 別名 レイディ・ディ(Lady Day)
1915年4月7日生ー1959年7月17日没)44歳死没
アメリカ合衆国メリーランド州・ボルチモア
20世紀の女性トップ・ジャズ・ヴォーカリストの1人

 

 

 

Coffee Break

オスカー・ハマースタイン2世作詞(1928年)とあるので、ビリー・ホリディが歌手になったころにはすでに作られていたということですね。多くのジャズ歌手が当時にヒットしたブロードウェイミュージカルの挿入歌を歌い、さらにヒットさせたようです。

 

それにしても、シンガーソングライターではなかったので(のちに何曲か作っている)自分が気に入った歌いたいと思う歌を歌ったりレコーディングしたりしたのでしょうから、この歌詞の内容に共感したから選んだのだろう、と思います。

 

が、自分の思いよりも観客が喜んでくれるかどうかを優先させたかもしれませんので、ビリー・ホリデーの私生活と歌詞の内容を同じだと考えるのは間違っているかもしれません。それでもやはり、彼女の歌声に触れた多くの人たちは大きな影響を受け、各々が知らず知らずのうちに、自らの人生と重ね合わせて涙を流したことでしょう。