女性のキー/カラオケ(バーバーラ‣ストライサンド版)
このカラオケは、実は私にとってはとてもキーが高すぎて歌いづらく、地声ではとても上の方が出ないのですが、バーバーラ・ストライサンド版なので当然ですね。
でも、キーが合わない男性の方でもぜひ見て聞いてみてください。あなたが映画ファンで、チャップリンが大好きで、いろいろな映画をご覧になった方なら、きっと懐かしい写真にうっとりとされるでしょう。
「スマイル」が挿入されていた「モダン・タイムズ」とは別のチャップリン映画の数シーンがこのカラオケ版には出てきますので、ちょっとなごみます。また、「モダン・タイムズ」を見てみたくなってきました。
「スマイル」というチャップリン作曲のこの曲は、ご存知「モダン・タイムズ」のラストシーンで、その当時の奥さん、ポーレット・ゴダードが悲嘆して泣いていたら、チャップリンが慰め励まして、「笑って」と口元を指して言った場面で流れます。
「そうそう、そんなふうに」と二人は手を取り合って笑いながら歩いて行きました。
男性のキー/カラオケ(ナット・キング・コール)
1936年作
作詞 ジョン・ターナー、ジェフリー・パーソンズ
作曲 チャールズ・チャップリン
20世紀を代表するジャズピアニスト、ジャズヴォーカリスとして絶大なる人気を誇った魅力あふれるスターでした。
45歳という若さで家族を残して肺がんで亡くなったと聞きます。配偶者と子供たちに恵まれた、とても誠実な笑顔に溢れた男性ですね。
実際に歌っているところを見たのは、コンサートだったのかテレビ収録だったのかはっきりと思い出せないのですが、立ち姿で ”モナ・リザ”を歌っているとても紳士的な姿でした。
誰かに似てる、と強い印象を受けました。誰に似ているのか、思い出せないまま時が経ちました。
のちに、坂本九が ”上を向いて歩こう” の ”スキヤキ” でアメリカのテレビに出演した時の映像を見て、やっと気が付きました。
その暖かさに満ちた優しい笑顔とまなざし。そっくりです。坂本九さんもナット・キング・コールのファンだったのかもしれませんね。そしてその歌声に影響を受けているかもしれませんね。
今日とり上げた ”スマイル” のナット・キング・コールの歌声は、いつまでも、どこででも、私達を励まし続け、勇気づけてくれる永遠に愛され続ける一曲です。